「JR夙川駅」

「壊れた片鉾橋」の直ぐ南に、JRが走っていますが、そこに

新しいJRの駅が出来るというニュースです。     .


阪急・阪神 夙川の共闘   JR新駅はさみうち

 経営統合で同じグループ会社になった阪急電鉄と阪神電気鉄道が、兵庫県西宮市の夙川でJR西日本に「共闘」を挑む。
来春に夙川駅(仮称)が開業するJRに先手を打って、28日のダイヤ改正で阪急は夙川駅を特急停車駅に昇格、阪神も香
櫨園駅に朝ラッシュ時の上り区間特急を停車させる。ドル箱の阪神間を舞台にした阪急・阪神の共闘戦線は、統合効果を見
極める試金石になりそうだ。(吉野太一郎)                                   

便利さ加速し勝負                                           
 阪急夙川駅のホームは10両編成の特急が止まれるようにする延長工事がほぼ終わり、屋根の塗装など仕上げの
段階だ。「夙川--三宮が約11分に」などと書かれたポスターや横断幕も駅構内に張られている。       
 熱心なPRの背景には、接続が便利なJRに乗客が流れることへの警戒感がある。JR新駅は、阪急夙川駅から
歩いて5分。JRと阪急を乗り継いで夙川駅近くの学校に通う神戸市垂水区の女子高校生(17)は、JRの新駅がで
きれば学校の最寄り駅になるという。「面倒な乗り換えがなくなるし、定期券も1枚で済む。かなり楽になりそう
」と話した。                                             
 阪急は、特急の停車で夙川--梅田間を現行の17〜18分から、乗り換えなしの15分に短縮。接続する甲陽線
も日中15分間隔から10分間隔ににし、神戸線に乗り継ぎしやすくする。特急の最高速度を上げ、梅田--三宮間
は27分と、停車駅を増やしても逆に上りは60秒下りは10秒短くするなど、引き留めに必死だ。      
 「香櫨園駅だけでなく、特急が停車する隣の西宮駅もお客様を取られるおそれがある」と、阪神もJR新駅に危
機感をあらわにする。この数年JRの攻勢が続いており、96年のJR甲南山手駅(神戸市東灘区)の開業で年間
約100万人、97年のJR東西線開業を含めると約400万人の乗客が奪われたと試算している。      
 このため、区間特急の利用で香櫨園--梅田間をこれまでの約25分から、乗り換えなしの16分に短縮してJR
に対抗。統合を間近に控えた9月下旬には、ダイヤ改正を知らせる新聞折り込み広告を阪急と共同で製作、沿線で
配布した「今後も協調して何が出来るか考えたい」と「共闘」に期待する。                 
 一方、挟み撃ちに遭う形になったJRの山崎正夫社長は「ネットワークを生かし、阪神や阪急にないサービスを
実現していきたい」と迎え撃つ構えだ。                                 
 JRは新駅に普通電車のみ約300本を停車させる。大阪や神戸・三ノ宮へは快速や新快速に乗り継いで約20
分以内。1日約1万2千人と阪神香櫨園駅の1万667人を超える利用者を見込むが、両隣の西ノ宮、芦屋から流
れ込む人数のみを試算した数字で、阪急、阪神からの乗り換え組を含めると利用者はさらに増えることになる。 
 新駅開業で、夙川には徒歩10分圏内に3駅がひしめく。地元不動産業者は「ますます便利になり、物件を探す
お客様が増えているが、品薄状態」。阪急夙川駅近くに住む女性(74)は「JRを使えば新幹線の乗り継ぎが楽にな
るし、阪急の特急に乗ればうめだのお買い物が楽になる。とにかく便利になるのはいいこと」と、熱いバトルを歓
迎している。                              出典 2006.10.14 朝日新聞夕刊

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新駅の位置は下の地図のとおりです。JR新駅予定地が、阪急・阪神にいかにも近接しているのが分かります。


 
 


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