「JR夙川駅」

「壊れた片鉾橋」の直ぐ南に、JRが走っていますが、そこに

新しいJRの駅が出来るというニュースです。     .


西ノ宮ー芦屋間   JR新駅開業へ 2007年にも

▽JR西日本は七日、近畿運輸局長に対し、東海道線西ノ宮ー芦屋間(3.8`)の兵庫県
西宮市内に新駅「夙川駅」(仮称)を設置する認可申請をした。来年度にも建設に着手し二
〇〇七年春の開業を目指す。一日当たりの乗降客は約一万二千人を見込んでいる。    
▽建設予定地は西ノ宮、芦屋駅の中間よりやや西ノ宮側に当たる西宮市安井町。長さ約百五
十六bのホームをつくり、エレベーターとエスカレーターを各一基設置する。総工費は駅舎
約十二億円、線路をまたぐ橋約四十三億円で、約五十五億円。橋部分は県が負担する。  
                         出典 2001.9.8 日本経済新聞朝刊

夙川新駅 攻めるJR

JR東海道線の芦屋ー西宮駅間に「夙川駅」(仮称)が新設される見通しとなり、ドル箱路線の阪神間を巡る
JR西日本と私鉄の争いが激しくなっている。高速車両の導入や東西線開通で乗客を増やしたJRの攻めの経
営に押され、私鉄はここ10年で2〜3割も乗客を減らしており、新駅設置に危機感を募らせている。   
                                       (経済部・奥寺 淳)

私鉄に影響、年200万人

県道拡張時に                                         
 新駅予定地は兵庫県西宮市安井町付近。北側の阪急夙川駅と南側の阪神香枦園駅まで400〜500bの距
離で07年春の開設を目指す。普通電車のみ1日上下約300本停車し、朝のラッシュ時は3〜4分間隔で運
転。1日約1万2千人の乗降客を見込む。通常、新駅はまず地元から要望が出るのが一般的だ。ここは逆だっ
た。JR西日本が、地元自治体に協力を求めた初のケースだ。                     
 JRに追い風だったのは、ホームと交差する県道の拡張計画が重なったこと。駅周辺の道路整備に県費が出
るため、JRの負担は駅舎建設費など約12億円ですむ。隣の芦屋駅の4分の1以下の乗降客予想でも、「採
算がとれる」と見込む。                                      

減収億単位か                                         
 JR西日本の南谷昌二郎社長は「将来的に各鉄道間の相互の利便性を高めるためだ」との見解を示す。しか
し、私鉄側は「限られたパイの取り合いになる」(大橋太郎・阪急電鉄社長)。             
 参考になるのが5年前にできたJR甲南山手駅(神戸市東灘区)だ。阪神は年間100万人近くがJRへ流
れたと分析。単純に初乗り運賃の140円で計算しても、億単位の減収になる。             
 「夙川駅」についても、阪神は「香枦園駅だけでなく、徒歩圏内の西宮駅の方が心配」という。西宮駅は1
日約3万人が乗り降りする特急停車駅。03年春には新装の駅ビルに、阪神百貨店が食と生活用品の専門店を
開業する予定で、客の流れはグループ全体に響く。                          
 JRは、乗降客の半数は私鉄から流れると見ており、影響は年間200万人とも予想される。      

ソフトで対抗                                         
 「少子高齢化で輸送力増強の時代は終わり。これからはサービスの質を高めるしかない」        
 全線の年間輸送人員がピークの91年(7億8千万人)から約17%落ち込んでいる阪急は、ソフト路線へ
の移行を強調する。駅に高級スーパーやCD店などの商業施設を充実させる計画だ。           
 ここ10年で乗客が3割近く減った阪神は、西大阪線(尼崎ー西九条)を難波まで延伸して、近鉄と相互に
乗り入れる計画だ。9月末には国土交通省に第2種鉄道事業の許可を申請。03年度に着工し、08年度に完
成させて利便性を向上させる。                                   
 JRも東海道線の山崎ー高槻間、西大路ー向日町間の新駅設置を大阪府島本町や京都市からの要請を受けて
検討している。競争はとめどない。                                 
                                  出典 2001.10.22 朝日新聞夕刊
     ******************************************************************************     

この記事から、新駅の位置は下の地図のとおりです。その下の写真は、新駅予定地を最近撮影したものです。


 

下の左側の写真は、北から南を望んだもので、右は、南から北を望んだものです。
この高架下の道幅を拡げる工事と、新駅の駅舎の建設工事を同時に行うのですね。

   
 

下の左側の写真は、線路の北側で東から西を望んだものです。右は、これらの狭い
ガード下(建石線とJRの立体交差部分)をその北東方向から撮影したものです。

   
 


「夙川のほとりからの便り」TOP     「JR夙川駅(仮称)」のTOP