夙川橋について
▼今回、夙川に架かる14の橋を調べた結果、「夙川橋」と、名のつく橋が3つあることが分かりました。
▼一つは、国道2号線に架かっている橋で、片側2車線と、地震前には両側に自転車道、そして勿論、歩道
が整備されていました。この橋は阪神大震災のとき、前後の道路部分との間に段差ができてしまい、地震の
直後は車がスピードを落として走行しなければならない状態が長く続きました。やがて国道工事が始まり、
片側交互通行をしながらの困難な工事をまじえながら進められ、現在では中央部に、以前と同じ幅の広い分
離帯を持った、そして自転車道を撤去し、広い歩道を持った立派な道路が完成しています。       

  
 

▼二つめは、阪神電鉄の直ぐ南側の幅員6メーターほどの道路に架かる橋で、かなり老朽化していますが地
震による影響はなく、現在も利用されています。これが、初代の「夙川橋」であろうと思われます。阪神電
車の高架化工事に伴ない近代的に整備される香枦園駅とのアンバランスが、どのようにまとまりのある風景
になるかとても楽しみです。                                   
▼最後が、国道43号線に架かる橋で、幅員も広く、昔ながらに言う「はし」のイメージはないといったほ
うが良いでしょう。地震から三年の歳月をかけて、阪神高速道路の工事の後、営々と整備が続けられ現在で
は、中央に阪神高速道路の橋桁を抱く幅の広い中央分離帯が設けられ、両側には、立派な照明灯がつき、舗
装も真新しい、片側三車線のきれいな道路となっています。                     


  
▼この写真(表示のない場合はここからご覧下さい。)は、上記のうち二つ目の橋
で、欄干に設置されたランプが時代を物語っています。このすぐ北側では、阪神電鉄
の連続立体高架化の工事と阪神電鉄の香枦園駅の新駅の工事が行われ、まず下り線の
高架が完成し、平成10年5月30日の始発から下り線が高架上を走り始めました。
その後も工事は営々と続けられ平成13年3月3日高架化は完成し、上り下りとも電
車は高架の上を走るようになりました。この後引き続き駅周辺の工事が続けられるも
のと思われます。                              


▼新しい香枦園駅(阪神電車)は、レトロ調のデザインが施され、訪れる人に、随分と落ち着きを与え
るものになりそうです。現在はまだ、下りのホームしか出来ていないため、実感しにくいかも知れませ
んが、ホームの両端の、線路の真上には、屋根様の造りが施され、電車の先頭部分に乗っていると、電
車がまるで「駅」という「家」の中に入っていくような感じを味あうことができます。機会があれば、
体感してみて下さい。                                    
→その後、付近の道路整備を含め新しい香櫨園駅が完成しました。少し遅くなりましたが、その様子を
付近の風景とともにご報告します。どうぞここからお入り下さい。「夙川橋」が又一つ増えましたね。

 
なお、橋の位置図はこちらにあります。
「橋の東」シリーズは、こちらからお入り下さい。